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男の妊活

「堕ろすことにしたよ」

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人工中絶手術

先日、望まない妊娠という記事を書きました。

私の友人が望まない妊娠をし、人工中絶手術を受けるという話を聞いたという内容です。

 

そして今日、妊娠した友人と、学生時代に仲が良かった友人数人で集まりました。

妊娠した友人から連絡があったのがきっかけで、大勢集まって話をするのは何となく違和感があったのですが、妊娠した本人が話したいというので仕事帰りに合流しました。

 

彼女の口から出てきたのは、「堕ろすことにしたよ」という言葉でした。

開口一番、というわけではありませんでしたが、レストランに集合してそれほど間もない時間帯に自分から言い出しました。

他の友人も私も、呼ばれて集まったもののどういう話をすれば良いのか分からず、とりあえず近況報告をしあっていたところ、少し唐突に「堕ろす」という言葉が出てきた感じです。

ただ、電話で話を聞いた時から、そうだろうなと思っていたので驚きはありませんでした。

その場にいた全員、誰も驚くことはありませんでした。

妊娠した友人も、予想通りの反応だったのか、少し間を置いて淡々と話し始めました。

 

内容は、妊娠が分かってから今日まで、私を含む友人や両親に話をしてさんざん悩んできたこと、ただ黙って話を聞いていただけの人もいた一方で、両親からは産むことを反対され、相談した人からは中絶の負担やリスクをいろいろ助言されて、かなり混乱した状態だったこと、それでも、堕ろすことに決めたことを抑揚のない口調で話していました。

妊娠に気づいたのが、人工中絶手術を受けられる期限に近かったこともあり、悩む時間はそれほどなかったようです。

 

短い期間の中で、子どもを産んで、おそらく両親のサポートがない状態で、キチンと自分1人で育てられるかどうか悩み考えた結果、「堕ろす」という結論を導き出したと言っていました。

妊娠が分かったころは、相手を恨んだり、お腹の子どもを呪ったりしたこともあるけれど、半分は自分から誕生した命だから自分で結論を出したかったとも言っていました。

今日、私たちを呼んだのは、1人で結論を出した後、手術を受けに行くための勇気が出なかったので、誰かに報告したかったからのようです。

妊娠に反対した両親や、中絶の負担を助言してきた人(彼女からすると、暗に中絶を考えていることを非難されていると受け取ったようです。)ではなく、ただ黙って話を聞いていた友人の私たちに聞いてほしかったみたいです。

話を聞き終わった後は、それぞれ彼女に対して一言二言声をかけて、その場は解散になりました。

 

帰宅した後は、仕事後だったこともあってドッと疲れが出ました。

妻から、「自分で決めるしかないことだし、もう決めたのなら私たちが何か言うことじゃないよ。」と言われました。

私も同じ意見なので、特に何か言うことはなかったのですが、複雑な気分です。

かといって、上手く表現する気力もなく、ただ複雑な気分をかみしめています。

 

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枚方あき

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