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男の妊活

人工中絶手術について

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人工中絶手術

昨日、望まない妊娠をした友人の話を書きました。

彼女の話を聞いた後、人工中絶手術について調べ、自分なりにまとめてみました。

人工中絶手術は、一旦生まれた命を奪うことに他なりませんし、手術を受ける女性の心と身体にも深刻な負担をもたらすものですから、決して勧めるわけではありません。

ただし、望まない妊娠をした人が、いきなり中絶を選択してしまうのではなく、中絶手術の内容や意味、リスクを十分に理解し、その上で手術を受けるかどうか選択してほしいと考えて、載せることにしました。

人工中絶手術が可能な期間

人工中絶手術が可能になるのは妊娠5週ころからですが、妊娠5週目では、取り出す胎児が小さすぎたり、子宮口が開きにくかったりするため、手術を行わない病院が少なくありません。

また、母体の健康と命を保護することを目的とした母体保護法では、人工中絶手術が可能な期間は、妊娠21週6日までと定められており、これが手術ができる期限になります。

ただし、妊娠週数の経過に比例して、手術をした際の母体への負担は大きくなるため、比較的母体への影響がかからずに人工中絶手術を受けられるのは、妊娠6週から妊娠12週ころまでとなっています。

人工中絶手術にかかる費用

人工中絶手術には健康保険が適用されないので、全額自己負担となります。

費用は産婦人科によって差が大きく、出産したことがあるかどうかでも変わります。

また、人工中絶手術は、妊娠11週ころまでと妊娠12週ころ以降ではその方法が異なり、方法によってかかる費用も異なります。

妊娠11週ころまでに行う場合を初期中絶手術、妊娠12週ころ以降に行う場合を中期中絶手術といいます。

以下は、目安になる金額を表示していますが、あらかじめ、手術を受ける予定の産婦人科に確認しておいてください。

  1. 初期中絶手術:10万円〜20万円程度
  2. 中期中絶手術:20万円〜50万円程度

 

中期中絶手術にかかる費用のばらつきが大きいのは、妊娠週数、母体や赤ちゃんの状態に応じて入院等が必要になる場合があるためです。

手術にかかる費用以外に、妊娠検査の費用、手術前に行う検査の費用、超音波検査の費用などが別途かかります。

人工中絶手術の方法

初期中絶手術

吸引法

細い棒状の吸引キュレットという器具を子宮内に挿入し、子宮内の胎盤や胎児を吸い出します。

掻爬法

まず胎盤鉗子という器具を子宮内に挿入し、胎児や胎盤を取り除きます。その後、スプーン状の器具で子宮内膜を掻き出します。

なお、手術までに出産したことがない場合、子宮頚管(子宮の出口)を拡げる処置が行われる場合もあります。

吸引法、掻爬法のいずれも、麻酔を使用した上で行われるため痛みはありません。

また、手術そのものにかかる時間は10分くらいで、日帰りすることができます。

妊娠12週以前に人工中絶手術を受けた場合、法的には死産にならないので、手術後に死産の手続は必要ありません。

中期中絶手術

膣の中に子宮収縮剤という子宮を収縮させる薬を挿入して、人工的に陣痛を起こして胎児を出産させます。

手術の前に、至急警官を拡げる処置が行われます。

手術にかかる日数は、陣痛がいつ来るかによって異なります。

子宮収縮剤は、母体への負担が大きく1日の使用量が定められているため、薬を使用してすぐに陣痛が来た場合はその日のうちに手術を受けることができますが、陣痛が来ない場合は数日間陣痛を待つことになります。

手術中は麻酔を使用するため痛みはありません。

手術の後は、子宮の回復状態を確認する必要があるため、長い場合には、手術の前後を合わせて1週間弱の入院が必要になる場合もあります。

妊娠12週以降は、死産扱いになるため、市区町村役場に死産証明書を提出し、赤ちゃんの火葬の手続を行う必要があります。

人工中絶手術のリスク

初期中絶手術のリスク

  1. 子宮内に子宮内膜などが残る
  2. 子宮内感染を引き起こす
  3. 子宮に穴があく
  4. 手術で使用する麻酔でアレルギー反応が出る

中期中絶手術

  1. 子宮頚管の裂傷
  2. 子宮の破裂
  3. 子宮の収縮不全などが原因の出血
  4. 子宮内感染
  5. 手術で使用する麻酔でアレルギー反応が出る

人工中絶手術を受けることで、その後、必ずしも妊娠できなくなるというわけではありません。

しかし、手術が原因で引き起こされる、上で記載したような様々な問題が原因で、その後の妊娠に影響を及ぼす可能性は否定できません。

人工中絶手術を受けた後

手術の予後を産婦人科で確認する

手術後、医師からは子宮の状態等を確認するための診察日を指定されるので、必ず受診してください。

手術を受けてから1週間くらいは出血が続く他、頭痛やめまい、肩こり、腰痛、乳房や下腹部の張りといった症状が出ることがあるため、安静にしておく必要があります。

こうした症状が、日常生活に支障が出るくらい酷い場合には、手術の後遺症の可能性があるため、すぐに産婦人科に相談してください。

基礎体温を測る

手術後は、子宮や卵巣の機能が回復したかどうかを確認するために、医師から基礎体温を測るよう指導されます。

手術から1か月前後で生理が始まる場合が多いですが、2か月くらい経っても生理が始まらない場合は、手術の後遺症の可能性があるため、すぐに産婦人科に相談してください。

後遺症

人工中絶手術がストレスになり、精神的な面での後遺症が現れることがあります。

うつ状態、不眠症、PTSD(外傷後ストレス障害)など後遺症の現れ方には個人差がありますが、こうした人工中絶手術を原因とする症状をまとめて中絶後遺症候群(PAS)といい、治療が必要になります。

中絶後遺症候群までは至らなくても、中絶後のホルモンの変化の影響で精神的に不安定になったり、イライラした気分が持続することもあります。

こうした症状も、放置すると悪化する傾向にあるため、気づいた時点ですぐに産婦人科の医師に相談することが大切です。

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