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男の妊活

結婚式を挙げたいけれど

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結婚式を挙げたいけれど

親戚の結婚式に出席しました。

 

新郎が50代、新婦が40代というカップルです。

2人とも年齢相応に落ち着いていて、互いの一挙手一投足が相手のことを労っているように見え、とても良い雰囲気でした。

新郎からは、「家庭持ちの先輩としてアドバイスを頼むよ。」と冗談まじりに言われましたが、とてもアドバイスが必要なようには見えず、むしろこちらがアドバイスを欲しいと思いました。

それくらい、ぴったりというか、しっくりくるカップルでした。

 

当初は妻も参加する予定でしたが、体調が良くなったり悪くなったりするため、大事を取って欠席させてもらいました。

それでも2人からは文句を言われることもなく、それどころか妊娠についておめでとうと言ってもらいました。

こちらの方がおめでとうという立場なのに、なんだかこそばゆい感じでしたが、嬉しかったです。

 

式は人前結婚式で、大阪の高層ビルの中のチャペル風のテナントの中で行われました。

とても穏やかで、それでいて厳かな雰囲気に包まれる中で執り行われ、新郎も新婦も笑顔が絶えず、それとは対照的に両家の親の目にはいろいろな思いがこもった涙が浮かんでおり、こちらまでウルッときてしまいました。

 

実は、妻と私は結婚式をしていません。

私が就職して数年は研修で忙しく、研修を終えた後も各地を転々とする生活で、なかなか妻の実家にゆっくり帰省する時間がなかったことが大きな原因です。

妻と結婚したのも地方勤務を始めたころだったので、地域や仕事に慣れるのに手一杯になってしまい、気がつけば結婚式を挙げないままになってしまいました。

妻は、いずれ実家で結婚式を挙げたいという希望は持っていましたが、これまで結婚式をしたいということはなく、何も言われないことに甘えてきたところもあります。

 

しかし、親戚の結婚式の様子を撮った写真を見せると、妻は、ぽつりと「いいなあ」とつぶやいていました。

今も、写真を見ながら新婦の純白のドレスを食い入るように何度も見つめています。

やはり、1人の女性として、結婚式をしたい気持ちは強いんだなと痛感します。

 

ただ、既に結婚から5年が経過しており、妻も妊娠しているので、どのタイミングで結婚式の話を出せば良いのか迷います。

また、妻の実家はタイの田舎で、結婚式は最低3日以上行い、その間村中の人に酒と食べ物を振る舞うのが代々の習わしです。

事前準備も含めるとかなりの期間タイに帰省する必要がありますし、お金も500万円くらいはかかるようで、これから子どもが生まれる家庭にとっては大きい出費です。

そのため、我が家にとって、今すぐに結婚式をするというのは現実的ではありません。

それでも、妻の様子を見ていると、なるべく早く実現したいと思います。

 

枚方あき

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