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男の妊活

妊娠7カ月。安定期も後半に入り、出産の準備を始める時期

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妊娠7カ月

妊娠7カ月

妊娠7カ月は、安定期(妊娠5カ月から妊娠7カ月)の後半です。妊娠期間全体から考えても後半に入り、出産に向けた準備を進めていくことになります。

おなかの子どもの成長に伴って子宮はどんどん大きくなり、子宮の重さを負担に感じ始める女性も増えてきます。

おなかの赤ちゃんは、身体の骨や筋肉などが発達して活発に動けるようになり、子宮の中で身体の向きを変えたり回転したりと活発に動き回るようになり、妊娠6カ月のころよりも活発な胎動を感じることができます。

 

女性の身体の変化

女性の子宮は妊娠6か月よりもさらに大きくなり、それに伴って重さも増していくため、女性の身体に負担がかかるようになります。

子宮の一番高いところ(子宮底)は、女性のへその上まで達し、女性のおなかはおへその上の方まで膨らんできます。

大きく前に張り出したおなかで足下が見えづらくなり、階段の上り下りや、室内のちょっとした段差にもつまずきやすくなるので注意が必要です。

子宮が大きくなるのに伴って女性のおなかが大きくなると、女性のおなかの皮膚が引き延ばされて皮下組織が断裂し、妊娠線ができやすくなってしまいますし、乳輪の色素の沈着も進んで黒ずんできます。

就寝時には、大きくなった子宮が下半身から心臓へと戻る大静脈を圧迫することにより、おなかの圧迫感を感じるようになります。仰向けに寝るのがしんどくなり、左を下にして横を向いたり、クッションに抱きついたりして寝る女性が多いようです。

また、女性ホルモンの影響で骨盤の関節が緩くなり、関節にひずみが生じます。その結果、腰痛や背中の痛みに悩まされることになります。骨盤の関節が緩くなるのは、出産の際に、子どもが通り抜けやすくするためです。

おなかの中では、赤ちゃんの成長に伴って、胎盤(赤ちゃんに栄養と酸素を送り届ける役割をします。)や臍帯(赤ちゃんと胎盤を結ぶパイプの役割をします。お母さんから赤ちゃんに栄養や酸素を送り、赤ちゃんからお母さんに老廃物や二酸化炭素を送り出します。)も成長していきます。

意外な感じがするかもしれませんが、妊娠中は口内環境が悪化します。原因はホルモンのバランスの変化です。歯茎が腫れたり出血したりしやすくなり、歯周病になってしまうこともあります。歯周病は早産のリスク要因の一つとされていますし、妊娠中は歯医者にかかりにくいこともあり、注意が必要です。毎食ごとの歯ブラシを心がけ、デンタルフロスやモンダミンなどの液体洗浄も併用することをお勧めします。

 

赤ちゃんの成長

妊娠27週ころになると、身長は約38cm、体重は約1200gになります。ついに1kgを超えてきました。この時期になると、赤ちゃんが生きていくための機能は一通り完成しています。

妊娠7カ月の赤ちゃんは、脳の発達が進みます。身体の機能を制御できるようになっていき、目や耳で得た情報を脳へ送る伝達回路も完成します。

嗅覚、味覚、聴覚、視覚、触覚の五感が発達する時期です。特に、視覚が急速に発達し、おなかの外の明るさや暗さを識別できるようになると言われています。聴覚は妊娠7カ月ではほぼ完成しており、お母さんやお父さんの声、音楽、テレビの音、水が流れる音、周囲の雑音など、さまざまな音を聞き取ることができます。

ちなみに、ビニール袋がこすれたときのガサガサという音や、テレビ放送が終了した後のザーッというノイズ音、私たちが聞くと不快な感じを受けるのですが、おなかの赤ちゃんにとっては落ち着きを感じる音だということがわかっています。理由は諸説ありますが、こうした音がお母さんの心臓の音に似ているからだというのが有力です。生まれてすぐの赤ちゃんもこうした音を聞くと落ち着くようです。

骨格や関節がめきめき発達し、子宮の中で、自力で回転したり向きを変えたりできるようになります。上下左右自力で身体を動かせるようになるため、妊娠7カ月ころの赤ちゃんはさかごの状態になっていることもありますが、たいていは自力で元に戻るため過度な心配はいりません。

目にはレンズができて、まぶたを動かしてまばたきするようになります。口もしっかりパクパクと動かせるようになります。

指がはっきりと別れて、自分の意思で握ったり開いたりできるようになります。中には、指しゃぶりをする赤ちゃんもいます。

皮下脂肪がつき始めてきて、皮膚が不透明になり、妊娠6カ月ころまでは見えていた血管が見えなくなります。

おおむね妊娠25週以降になると、超音波検査で男女の違いを区別できるようになりますが、産婦人科によっては教えてくれないこともあるようです。

 

留意点

妊娠7カ月は、安定期(妊娠中期)の後半で、比較的体調等が安定している時期ですが、骨盤が緩み始めるなど、身体が出産に向けた準備を本格的に始める時期でもあり、妊娠週数を経るにつれて、女性の体への負担は増していきます。

転倒に注意する

おなかが大きくなると、身体の重心がそれまでとは変化しますし、張り出したおなかに隠れて足元が見えにくくなり、転倒しやすくなります。階段の上り下りは必ず手すりを使い、急に動くことのないように注意してください。意外と事故が多いのがスロープです。特にスロープを下るときに転倒するケースが多くなっています。

腰痛や背中痛、足の痛み

おなかが大きくなると、必然的に腰や背中、足への負担が増加するため、腰痛や背中の痛み、足の痛みを感じる女性が増えます。姿勢を正す、急な動作を控える、散歩やヨガなどゆっくり身体を動かすといった、妊娠中の基本的な週間を思い出しながら生活することが大切です。

便秘

大きくなった子宮に腸が圧迫されて蠕動運動が弱まるため、便秘がちになります。食物繊維が豊富な食物をたくさん食べることを心がけてください。

おなかのかゆみ

体質の変化や衣擦れなど、色々と原因はあるようですが、多くの女性がおなかのかゆみを感じるようになります。おなかまわりを清潔に保ち、下着やズボンはおなかを締め付けないゆったりしたものを着用してください。どうしてもかゆみが取れない場合は産婦人科に相談した上で皮膚科を受診するようにします。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群とは、妊娠中に見られる高血圧とそれに伴うさまざまな症状のことです。主な特徴は、血圧が高くなることと、尿蛋白が出ることです。

なお、以前は、妊娠高血圧症候群の特徴として手や顔のむくみも挙げられていました。

妊娠28週以降に多く見られるのですが、それより前に突然症状が出てくることもあるため、常に注意しておき、症状が出たらすぐに産婦人科に相談する必要があります。

家族に妊娠高血圧症候群になった人がいる場合は、発症する可能性が高いと言われています。早めに産婦人科に相談しておいてください。

妊娠高血圧症候群の原因は、妊娠初期に胎盤の血管が異常な作られ方をしたためという説が有力ですが、現時点でははっきり解明されていません。

ただし、過度な仕事や運動による心身の疲れがきっかけで発症する場合が少なくないため、ストレスや疲労を溜め込みすぎず、塩分やカロリー、栄養バランスに注意した食事をとることが、妊娠高血圧症候群の予防になります。

妊娠糖尿病

妊娠中に血糖値が高くなる、あるいは、妊娠中に血糖値が高い状態が初めて発見された場合に、妊娠糖尿病と診断されます。妊娠糖尿病は、妊娠高血圧症候群、感染症、羊水過多症などさまざまな症状を引き起こす原因になります。

肥満を防ぐことが妊娠糖尿病の予防になります。妊娠中、特に安定期には食べ過ぎで体重が急増し、妊娠糖尿病を発症してしまう女性が少なくないので注意してください。

早産の兆候に気をつける。

早産の主な兆しは、周期的なおなかの痛み、張り、出血、破水です。特に、出血や破水が起こるというのは一刻を争う深刻な事態なので、すぐ産婦人科に連絡してください。

早産の多くは、子宮内感染によるものです。女性器やその周囲を清潔に保つこと、ストレスを溜め込まないこと、激しい運動を控えることが大切です。

以下の症状がある女性は、早産のリスクが高くなっています。産婦人科とよく相談し、早産の兆しが少しでも見られたら、すぐに産婦人科に連絡するようにしてください。

妊娠高血圧症候群

赤ちゃんに栄養や酸素を十分送ることができなくなり、早産のリスクを高めてしまいます。

子宮筋腫

子宮の筋肉にできるコブ状の良性筋腫です。良性というのは、放置しても転移したり細胞を破壊したりすることはないということです。子宮筋腫があることでおなかが張りやすくなり、早産のリスクを高めます。

子宮頚管無力症

子宮頸管とは、子宮の出口にあたる部分です。通常、妊娠中は子宮頚管が閉じていて、赤ちゃんを子宮の中に留めていますが、子宮頚管が緩くて開きやすい状態になっていることがあります。こうした状態を子宮頚管無力症(頸管不全症)といいます。赤ちゃんの成長に伴って子宮頚管が開いてしまい、早産につながります。

複数の赤ちゃんを妊娠している

1人の赤ちゃんの場合よりも早く生まれる傾向があり、個人差はありますが、2,3週は早く生まれることが多いようです。

食生活

妊娠7カ月ころになると、大きくなった子宮に胃が圧迫されて、食欲がなくなる女性も増えてきます。しかし、女性自身の健康を保ち、また、おなかの赤ちゃんに十分な栄養を送ってあげるために、1日3食、栄養バランスの良い食事をとることが大切です。

食事のポイントは以下のとおりです。

・1日3食、決まった時間に食べる

・間食は控える

・塩分は1日10g以下(妊娠高血圧症候群の人は半分くらい)にする

・水分をたくさんとる(ただし、むくみやすい人は産婦人科に相談してください。また、カフェインの摂り過ぎには注意が必要です。)

・特に、妊娠高血圧症候群の人は、タンパク質が尿から出てしまいやすいため、意識してタンパク質をとるようにする必要があります。ただし、油っぽいもののとりすぎには注意が必要です。

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