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  1. 妊娠ブログは終わりにしたはずだったんですが・・・
  2. ブログの更新はこれで終わりです。
  3. 前期破水、陣痛促進剤の使用を経て、巨大児を出産するまでの過程~後編~
  4. 前期破水、陣痛促進剤の使用を経て、巨大児を出産するまでの過程~中編~
  5. 前期破水、陣痛促進剤の使用を経て、巨大児を出産するまでの過程~前編~
  6. 赤ちゃんが生まれました!!!
  7. 錠剤の陣痛誘発剤は効果なく、点滴型の陣痛促進剤の使用を始めました
  8. 陣痛誘発剤の使用を開始。でも目立った陣痛はなく、、、
  9. 陣痛が来る前に破水し、急遽入院が決まりました
  10. 出産間近、みんなの気持ち
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男の妊活

最高裁判所のマタハラ判決


マタハラとは

「マタハラ」という言葉を聞いたことがありますか。

マタハラとは、マタニティハラスメントを略した言葉で、働く女性が妊娠や出産を理由として、勤務先から解雇、降格、退職勧告など不利益な対応をされたり、妊娠や出産をきっかけに肉体的もしくは精神的な嫌がらせを受けたりすることです。

マタニティハラスメントは、女性の社会進出と同時に発生し、時代を超えて不変的な問題として社会の中にありながら、男性社会という分厚い壁に守られて真剣に議論されてこなかった深刻な問題です。それが、最近になってようやく社会問題として表面化し、ニュースなどでも取り上げられるようになってきました。

とはいえ、その他のハラスメント、例えばセクシャルハラスメント(セクハラ)、モラルハラスメント(モラハラ)、パワーハラスメント(パワハラ)などに比べるとまだまだ認知度は低いと言わざるを得ません。一方で、他のハラスメントよりも、女性が直接的間接的に被害を受けやすい上に、被害の程度が重くなることも少なくありません。

最高裁判所のマタハラ判決

平成26年10月23日、最高裁判所は、「妊娠を理由にした職場での降格は、原則として男女雇用機会均等法が禁じる不利益処分にあたり違法」とする画期的な判断を下しました。また、例外として「自由な意思に基づいて本人が同意した場合」、「業務を円滑に進めるうえで特段の支障が生じる場合」という基準もはっきり示しました。

この裁判は、平成20年、理学療法士として広島市の病院で勤務していた女性が起こしたものです。女性は、妊娠を機に負担の軽い業務を希望し、病院側から新しい業務を任されるようになった一方で、副主任の肩書きを外されたことに対し、「妊娠によって不当に降格させられた。」として裁判を起こして、慰謝料などを求めていました。

今回の最高裁判所の判断は、マタニティハラスメントに対する抑止力になることは間違いありません。しかし、注意したいのは、第1審でも第2審でも女性の言い分が認められず、女性が敗訴していたということです。マタニティハラスメントの社会での認知度の低さを表したものと言えるでしょう。マタニティハラスメントをしているもしくは受けていることに気づかない、マタニティハラスメントの存在は認知していても見て見ぬふりもしくは我慢している、そんな人はまだまだ少なくありません。

なお、今回の判決ですが、最高裁判所は自ら判断したのではなく、第2審を行った広島高等裁判所に差し戻す判決を出しています。差し戻すというのは、「もう一回よく考え直して判断しなおせ」ということです。つまり、広島高等裁判所がもう一度判決を出すことになります。最高裁判所が差し戻した以上、広島高等裁判所が女性の言い分を認める可能性は高くなったことに間違いはありませんが、余談は許しません。

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